7月29日-8月4日学習ログ 自動車排気ガス浄化のための触媒について

学習ログ 35週目

29日 5時間
30日 4時間半
31日 4時間半
1日 3時間半
2日 2時間半
3日 8時間半
4日 4時間半

*35週目 計33時間(トータル学習時間 1169時間)

岡野207-210
ハロゲン化水素 電気陰性度 気体の製法などまとめ 同素体まとめ 触媒 吸着

自動車排ガス浄化触媒について

参照 https://www.open.edu/openlearn/ocw/mod/oucontent/view.php?printable=1&id=2492

白金をつかった触媒について、学習した内容をまとめてみました。

自動車から出る排気ガスは、主に一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)、窒素酸化物(NOx)があります。
排気ガスは環境や人体にとって有害な物質が含まれており、その有害物質を無害化するために、化学反応が使われます。
化学反応が容易に起こすため、触媒が大きな役割を果たします。

自動車の排ガスを無害化する化学反応とはどのようなものか?

自動車の排ガスを浄化するために、車体内には触媒コンバータという装置が組み込まれています。

  参考:  https://www.canadacustom-mufflers.com/catalytic-converters-replacements/

触媒コンバータの金属内部の構造は、土台となるセラミック製の担体に、プラチナなどの貴金属を塗布した筒状になっています。

ジョンソン・マッセイ・ジャパン製の三元触媒

CATALER製の三元触媒

写真のように、自動車の排気ガス浄化に使われる三元触媒には網目状の部分あり、正六角形または正六角柱を隙間なく並べたハニカム構造をしています。

ハニカム構造は、蜂の巣のような形をしていることから名づけられました。ハニカム構造にすることで、表面積が大きくなるというメリットがあります。

Wikipediaより 蜂の巣

貴金属 白金(Pt)について

参考:結晶美術館

白金 platinum
元素記号Pt。化学的に極めて安定しており酸化されにくい、融点が1,769 °C。王水以外には溶けない。

白金が三元触媒に使われる理由は、化学的には不活性で、腐蝕に強く、耐酸性にも優れているからです。

触媒により化学反応

炭化水素(HC)と一酸化炭素(CO)は酸素を取り込む酸化反応により、水と二酸化炭素になります。

また窒素酸化物(NOx)は酸素を奪われる還元反応が起こり、窒素と酸素になります。

酸化・還元反応を利用して排気ガス浄化触媒が行われるわけです。

 

 




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