作業をやめ、文章を咀嚼する

P&Gシリーズに向き合う

対訳シリーズ「P&G」を進めています。
ここ数日、ビデオもメモリや用語収集も順調に進めていました。

正確には、進めているつもりになっていました。

その理由について、(気付き)→(軌道修正)→(再確認)の順で、自分への備忘録もかねて、まとめます。

気付き

ビデオを併用しながら、秀丸上でチャンクを拾ったり、知らない用語を調べてまとめながら進めていました。
請求項が終わり、発明の詳細部分を進めながら、とあることに気付きました。

明細書にでてくる専門用語は理解できているが、つながりや相関関係が理解できていないことに気付く

用語は理解できるのに、文全体の意味がぼやけていたのです。
原因は、用語の意味や細部に引っ張られ過ぎているからだと感じました。

細かい部分だけに目がいき、ストーリーが追えていない、そんな状態でした。

軌道修正

この状態で進めていくのは得策ではないと考え、今のやり方を一から見直しました。
用語の検索や理解は必要です。
その後が不足していました。

何よりもまずは、言葉を図解していくことを意識しました。

具体的には、
①おおまかに企業のサイトや技術に関する解説ページで理解をする
②特許明細書内で書かれている文章(内容)について、①で得た情報を使って図解してみる

②について、日本語の明細書一文一文と向き合って、図解化していきます。
専門用語を調べて、まとめる際には、明細書につなげるように。
例えば、凝集という用語を調べた後、明細書で使われている文をそのまま引用し、一文ごとに自問自答しながら、その問いに答えるようにまとめました。
(例:着色剤が化粧品内で塊になってしまうのはなぜか?など)

 

③請求項をマインドマップ化する
請求項をマインドマップ化して、おおまかなつながりを視覚的に確認できるようにしました。
明細書の大筋を見失わないようにするためです。

確認作業

軌道修正後、日本語で明細書をはじめから読み進めていくと、軌道修正前より文章からイメージができるようになっています。
より重要なキーワードが透けてみえる感覚がありました。
(キーワードから、他の分野へ応用できそうなものは、Evernoteにペンディングして、シリーズ終了後にやっていく)

理解した状態で、メモリや用語の蓄積と英文との対訳作業を進めていく方法が良さそうです。

※翻訳メモリと用語集において、重複している単語がある。
⇒これは使いながら、軌道修正必要。

現段階での結論

結論⇒まずは文章を咀嚼すること




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