1月16-18日学習記録 油脂、界面活性剤

やったこと

学習時間

16日 4時間半
17日 4時間半
18日 5時間

岡野の化学34-36
油脂とは、油脂のけん化、界面活性剤

役立つサイトやマクマリー有機に関するビデオ数本視聴

バタバタと仕事も忙しい毎日ですが、朝の時間と隙間時間を中心に勉強を進めています。油脂に関する単元に入りました。300本無料ビデオを視聴していた時に明細書にでてきた「エマルション」というキーワード。プレゼントビデオ視聴時は、P&Gシリーズを視聴して、出てくる用語のどれもがさっぱり分からない状態でしたが、管理人さんが「エマルション」について説明をされていたビデオのイメージは強く残っています。あの時は、英語と日本の明細書を分類したり、用語の検索をビデオと同時に手を動かすだけで精一杯でした。このエマルションは、界面活性剤の一種だったのですね。理解を深めるために、ノート作成をしましたが、今日はブログでも少しまとめてみます。

界面活性剤についてのまとめ

界面とは 2つの性質の異なる物質の境界面のこと
例) 水と油 水と汚れなど

混じり合わない水と油には、この界面が存在しています。この界面に働いて、水と油を混ぜる物質が界面活性剤です。

ウィキペディアによると

界面活性剤(かいめんかっせいざい、英語: surface active agent, surfactant)

分子内に水になじみやすい部分(親水基)と、油になじみやすい部分(親油基・疎水基)を持つ物質の総称。両親媒性分子と呼ばれることも多い。ミセルやベシクル、ラメラ構造を形成することで、極性物質と非極性物質を均一に混合させる働きをする。また、表面張力を弱める作用を持つ。石鹸をはじめとする洗剤の主成分である。多数の界面活性剤が存在し、サポニンやリン脂質、ペプチドなどの天然にも界面活性剤としてはたらく物質は多い。

界面活性剤は、下図のように親水基と親油基(疎水基)をもつマッチ棒のような変わった形です。


http://www.bristol.ac.uk/chemistry/research/eastoe/what-are-surfactants/より

少量の界面活性剤が水に溶けている時はバラバラの状態ですが、界面活性剤の濃度が高くなると、界面活性剤同士が集まって球状の集合体を形成します。これをミセルと呼びます。

                                                         wikipedia より

ミセルとは
少量の界面活性剤が水に溶けている時はバラバラの状態ですが、界面活性剤の濃度が高くなると、界面活性剤同士が集まって球状の集合体を形成します。これをミセルと呼びます。一方の物質(混ざり合わない液体のうちの一方または両親媒性物質、またはその混合物)が粒状に会合し(異なる分子が層状に分布し)ている構造を「ミセル (micelle)」と呼び、両親媒性物質がミセルを形成すると液滴の分散系が安定化する。

界面活性剤の働きは4つあります。

参照:日本石鹸洗剤工業会 より

1、湿潤作用・浸透作用

水には界面張力という力が働いていますが、水に界面活性剤を加えることで界面張力が下がり、水が染み込まなかった繊維中に水が浸透します。

参照:日本石鹸洗剤工業会 より

2、乳化作用→これが水と油に働く作用

界面活性剤を加えて水と油をかき混ぜると、色が濁った状態になります。水の中に油が分散した状態です。この状態を乳化(emulsification)と呼び、肉眼では見えませんが、小さな粒がたくさんできています。この粒の表面は、親油基が油の粒子に吸着し、油が界面活性剤に取り囲まれ、親水基が外側に並びます。乳化した溶液のことをエマルションと呼びます。

参照:日本石鹸洗剤工業会 より

エマルション(emulsion)
互いに混じり合わない2種の液体で、一方が他の液体中に微粒子状で分散しているもの。水中に油滴の分散する牛乳、油中に水滴の分散するバターなど。乳濁液。 コトバンクにより 

エマルションには水中油型と油中水型の2種類があります。水中油型「O/W型(oil in water型)」は水中に油滴ある状態、油中水型「W/O型(water in oil型)」は油の中に水滴がある状態です。乳化技術は、化粧品や食品などに用いられています。

  参照:日本化粧工業連合会 より

3、分散作用

乳化とよく似た作用ですが、水と混ざらないススなどの固体粒子を水と混ぜる際に界面活性剤を使います。固体粒子が浮かんだ水に、界面活性剤を加えると、固体粒子が界面活性剤に取り囲まれて、小さな粒子として分散します。

参照:日本石鹸洗剤工業会 より

4、再付着防止作用

例えば、一度素材から離れた汚れには、周りを界面活性剤分子が取り囲んでいるので再び素材につくことを防ぎます。

参照:日本石鹸洗剤工業会 より

 

わが家の愛用品「ウタマロ」 成分表を見てみると

ありました!界面活性剤(5% アルキルベタイン)

このアルキルベタイン、調べてみると、両性界面活性剤の一種でした。界面活性剤は大きく4つに分類されます。

・アニオン(陰イオン)界面活性剤
・カチオン(陽イオン)界面活性剤
・両性界面活性剤
・非イオン界面活性剤

両性界面活性剤

水に溶けたとき、アルカリ性領域ではアニオン界面活性剤の性質を、酸性領域ではカチオン界面活性剤の性質を示す界面活性剤です。一般に使用されているのはほとんどがカルボン酸塩型で、さらにアミノ酸型とベタイン型に分類されますが、ベタイン型は皮膚や眼に対する刺激性が弱く、他の活性剤と組み合わせて洗浄性や起泡性を向上させる補助剤として広く使用されています。

なんと、酸性・アルカリ性の領域で力を発揮する優れものの界面活性剤!しかもベタイン型は比較的刺激が少ないのでお肌にも優しいわけです。あらゆる場面で使えて、低刺激のものということですね。

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特許翻訳を勉強中の ここと です。まずはトライアル合格が目標。そのあとはフリーランスとして翻訳者を目指します。 翻訳の勉強のこと、仕事&育児と勉強との両立、翻訳者に必要なツールなどを書いていこうと思ってます。