個人事業主になって1年目
会社員から翻訳者へ転向し、「よーし、仕事頑張るぞ」と思った1年目。
年度末に待っていたのは、確定申告です。
私の場合、年度末(3月末)に会社を辞め、その年の秋くらいに開業届けを提出したため、初年度は、会社員としての給与所得(1~3月)+ 翻訳等の事業所得が発生したこともあって、少し煩雑な経費管理になりました。
開業前に使った費用(辞書、パソコンなど)は、領収書や履歴をきちんと保管していましたが、確定申告をする際に、帳簿管理をどうしようか悩んでいました。
開業自体が11月であったため、収入自体はそれほど大きくなかったので、収支の計算は難しくありませんでした。
Excelでの帳簿で済まそうかと考えましたが、2年目以降のことを考えると、きちんとした帳簿管理が必要です。
そこで、会計ソフトやサービスをいろいろと調べて、現在、こちらの会計ソフトを使用しています。
弥生の会計ソフトは、有名ですよね。
こちらに決めた理由は3つあります。
- 確定申告に必要な全ての機能が初年度0円で使える“初年度無償キャンペーン”を実施している
- オンライン版であること
- シンプルな入力画面
大きなメリットは、初年度0円で利用できることです。
いろいろな会計ソフトがありますが、そのメリットやデメリットは、とにかく使ってみないと分かりません。
特に、個人事業主1年目は、すべてが「はじめてのこと」だらけ。
良いのか悪いのかの判断も、最初はまったく分かりませんよね・・・
「習うより慣れろ」のことわざのように、まず無料で試すことができるのは、とてもありがたいキャンペーンでした。
また、会計ソフトの形態には、「パッケージソフト型」と「オンライン版」があります。
インターネット環境があれば、どこからでもログインできるオンライン版を使うことを決めていたので、こちらに決めました。
弥生オンラインの入力画面の操作のしやすさも、決め手になりました。
会計のことがよく分からない方でも、「科目」を選んで、金額を入力するだけです。
スマート取引として、クレジットカードや銀行口座を予め登録しておけば、自動的に反映してくれます。
何よりも、このシンプルな入力画面が使いやすいです。
確定申告も、手順にそって必要事項を入力すれば、簡単に青色申告完了でした!
会計処理や確定申告が初めてという方には、使いやすいソフトだと思います。
私は、「青色申告」オンラインを使っていますが、「白色申告」オンラインで十分という場合は、初期費用・月額ずっと0円だそうです。
開業前にかかった経費は、まとめておくこと
会計ソフトは、どのソフトもとても使いやすいものが多いです。
サポートサービスも充実しているので、自分の使い勝手のよいものを選ぶと良いと思います。
スマホにも対応している、会計Freeeも人気ですよね。
いざ、仕事が軌道にのると、経費をじっくり計算する時間が、確保しづらくなります。
日々の収支は隙間時間を見つけてできますが、「開業費(開業前にかかる初期投資)」は、割と手間がかかります。
使った履歴を数ヶ月前に遡るものや、決済方法が現金やクレジットカードなどに分かれているなど、調べてまとめるには、少し時間を要すると思います。
大事な節税につながりますので、ここは抜けがなく、進めていきたいですよね。
私は、こちらの2冊を事前に読んで、できることは少しずつ準備をしていました。
その後に、国税庁などのホームページで、最新の情報を調査する方法がやりやすいと思います。
税金や補助金関連は、情報が更新されていきますので。