歩みを止めず、一歩ずつ 

学習ログ

1年30週目 学習時間48時間半
1年31週目     44時間半
(総学習時間 3、019時間)

科学技術用語集 購入(→インストール済み)
※訳例の多いもので、購入して正解
ローラーバーマウスになれる(→ほぼ使いこなせるようになった)
MemoQとTradosの併用(使い分け、特性などを検証する)
クレームについて
専門分野の企業リサーチ、背景知識など

この2週間、特許明細書、請求項、要約のお作法を体系的に学び直すことに最も時間をかけました。
特許庁のサイト、米国特許庁のサイトなどを活用して、明細書の基本的なルール、請求項の役割など、一からやり直ししています。
現在、あらゆる分野のクレームを一文一文、Tradosを使って対訳をしている途中です。
クレーム(特に要素部分)では、係り受けの間違いをしないように、ある程度のパターンを把握しておくことにしました。
まとめて訳していると、自分のやりがちなミスや苦手な箇所が浮き彫りになります。
このミスを防止すべく、見直しチェックリストとしてEvenoteで記録をつけています。
プロの訳と比べた時に、自力翻訳した訳文の冗長さに落胆しますが・・
この差を埋めていくには、真似て、自分でトレースできることが第一条件です。
結局は、読んだ量、訳した量に比例して、訳語への違和感などが磨かれていくと思いますが、最初は良質な訳文に触れることもひとつの近道だと判断しました。経験が少ないうちは、なにが正解なのか、判断することすらできないので・・
対訳を闇雲にスタートして、見よう見まねでメモリを登録し、そうした自分でやった遠回りの結果、一からやり直すという段階にいます。
何が正しいのか、少しは判断できるレベルには来ているようです。
ここから、量と質。
選ばれる翻訳者になるために、置換などせず、発明者の意図した内容を訳文できるようになりたいと強く思います。
翻訳する側の思い込みや知っていることだけを使って訳文をあてないように、真摯に言葉と向き合います。

CATツールは、TradosとMemoQ両方を併用しています。
MemoQは使い勝手がよく、好んで使うことが多いです。
もちろんTradosとのメモリや用語集の共有もできます。
基本的な操作は同じですが、メモリや用語集の活用法においては、それぞれメリット、デメリットがあります。
採用情報では、やはりTrados案件が多いようですので、Tradosの習熟は必須ですね。

今週は、今やっているクレームや明細書に関する諸々を終わらせ、翌週より専門に特化した翻訳と背景技術習得に力を注ぎます。
トライアル、8月からまた再開します。

 




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